業績

受賞

2012年度スポーツ史学会奨励賞

対象: 及川佑介 著『松本幸雄と『籠球研究』(昭和9~11年)――日本バスケットボール史の一齣』(2011,叢文社)

2009年度東北アジア体育・スポーツ史学会学会賞

対象: 東北アジア体育・スポーツ史学会第8回大会での発表「昭和初期におけるバスケットボールの戦術体系に関する一考察――李想白の小論『コーチの類型と進化』(昭和10年)を中心として」

研究助成

科研費

李想白によるバスケットボールの技術・戦術に関する史的研究
概要

昭和初期に日本のバスケットボール界は組織化と競技化が進んだことで,競技力が急速に向上し,技術・戦術の変化がみられた。その組織化と競技化の中心に位置していたのが李想白であった。彼は戦後に大韓民国で最初のIOC委員を務めた人物である。李想白は,日本バスケットボールの競技力向上のため,「書籍・機関誌での執筆」,「技術・戦術の導入」,「チームの指導」,「ルール・審判の整備」などから働きかけている。そこで日本バスケットボールの技術・戦術の変化を李想白の視点からアプローチすることで彼の技術的関与を明らかにする。

李想白が我が国のバスケットボール界に果たした役割に関する史的研究
概要

我が国のバスケットボール界は,1930年に大日本バスケットボール協会を設立させた。その後も発展は続き,バスケットボールがオリンピックの正式種目になった1936年のオリンピック・ベルリン大会に出場するほどまでの隆盛をみせた。こうした時期に,李想白は我が国のバスケットボールを組織的,技術的に進歩させた中心的な人物であり,彼が著した『指導籠球の理論と実際』(1930)は当時のバイブル的存在として技術向上に寄与したという(岸野,1972,p. 379)。そこで,本研究では黎明期における我が国バスケットボール史研究の一端を明らかにするため,李想白が担っていた役割を考察する。

著書

単著

松本幸雄と『籠球研究』(昭和9~11年)――日本バスケットボール史の一齣
表紙2012年度スポーツ史学会奨励賞受賞

昭和初期における我が国バスケットボールの競技力向上過程を明らかにする方法として,競技力向上に貢献した要因を外的要因と内的要因とに分けて論述した。

本研究は大きく2章で構成されているが,第1章では,バスケットボールの競技力向上に寄与した諸々の外的要因に目を向け,第2章では,競技力向上に直接貢献した技術・戦術に関わるもので,内的要因ともいうべき問題について論じた。

目次

共著

中央大学文学部 体育の科学(演習)「資料集」

「未開時代から近代における体育・スポーツの歴史――現代のスポーツの様々な可能性を考える」(pp. 109-119)を執筆担当。

郷土史大系 6――観光・娯楽・スポーツ

本書は,我が国の体育・スポーツの歴史を記したスポーツ事典であり,「バスケットボール」,「ゴルフ」,「サーフィン」,「ボート」,「ヨット」,「水上スキー」の項目を担当。

杉山重利教授退職記念誌:豪放磊落――文武両道の先達

杉山重利先生のご退職に伴い,論集を作成した。「杉山重利先生に学ぶ」と題して寄稿し,その他,編集を担当。

スポーツの歴史と文化――スポーツ史を学ぶ

本書は,スポーツの歴史と文化を学ぶための教材となるよう意識して作成している。

「アダプテット・スポーツ」,「パラリンピック」,「スポーツ・ボランティア」の項目を担当。

多様な身体への目覚め――身体訓練の歴史に学ぶ

論文「松本幸雄に関する一考察――昭和前半期におけるバスケットボールの歴史」(pp. 352-369)を掲載。

バスケットボールが競技として固たる位置を確立しはじめた昭和前半期において,日本バスケットボール界の発展のためにバスケットボールの技術的研究の深化を求め,主に研究・普及活動で群を抜いていた松本幸雄を取り上げ,その活動状況を明らかにした。

メルクリアリスからナチ・オリンピックへ――国士舘大学附属図書館所蔵貴重図書にみるスポーツの歴史

国士舘大学に所蔵されているスポーツ関係貴重図書を,ルネッサンス期の貴重な文献を遣したメルクリアリス(1573)から始め,現代スポーツの象徴的イベントであったナチ・オリンピック(1936)へいたるという流れの中に位置づけてみた。

論文

原著論文

報告・会報等

発表・講演

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メール
y-oikawa[at]twcpe.ac.jp
電話
042-505-7254(及川佑介研究室直通)

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