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2017-04-11
科研費(平成29~30年度)若手研究(B)に「李想白によるバスケットボールの技術・戦術に関する史的研究」(研究代表者:及川佑介)が採択されました(課題番号:17K13150)。
  • 研究概要:
    昭和初期に日本のバスケットボール界は組織化と競技化が進んだことで,競技力が急速に向上し,技術・戦術の変化がみられた。その組織化と競技化の中心に位置していたのが李想白であった。彼は戦後に大韓民国で最初のIOC委員を務めた人物である。李想白は,日本バスケットボールの競技力向上のため,「書籍・機関誌での執筆」,「技術・戦術の導入」,「チームの指導」,「ルール・審判の整備」などから働きかけている。そこで日本バスケットボールの技術・戦術の変化を李想白の視点からアプローチすることで彼の技術的関与を明らかにする。
2017-02-01
執筆しました
  • 及川佑介(2016).我が国バスケットボールの戦術のシステム化に関する史的研究――李想白『指導籠球の理論と実際』(昭和5年)を基軸として『運動とスポーツの科学(日本運動・スポーツ科学学会)』22(1),27-35.[概要
2015-07-05
2015年8月11~14日,東北アジア体育・スポーツ史学会第11回大会(韓国:釜山)で発表します。
  • 日本におけるバスケットボールの戦術のシステム化に関する一考察――李想白『指導籠球の理論と実際』(昭和5年)を基軸として[発表要旨
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研究紹介

これまで,私は昭和初期の球技史を中心に研究を進め,主に,バスケットボール史を行ってきました。私の研究のスタイルとしては,人物史を基盤にして技術や戦術の問題,組織の問題などを検討し,その研究方法の根底には,小さな歴史から大きな歴史をみることを心掛けています。

例えば,昭和初期のバスケットボール史で人物史を軸として見て行こうとした時に,代表的な人物一人を挙げるならば,誰もが「李想白」を選ぶと思います(参考ページ:李想白について)。しかし,李想白の立場・役職のためか,当初,彼の記述の多くは,本心が隠れているように思えました。だから,私は『松本幸雄と「籠球研究」(昭和9~11年)』(2011,叢文社)及び博士学位論文では,「松本幸雄」という関西の一個人に注目することから,昭和初期のバスケットボール,そして,競技力の向上過程を検討してきました。現在では,これまでの研究を基盤にして李想白を中心としてバスケットボール史を調べています。

また,最近は田尾栄一という体育・スポーツに関する書籍等の資料収集家を調査しています(李想白の研究と関連しています)。体育史・スポーツ史の研究史上,体育・スポーツの資料収集家が学術的に評価されるということはほとんどなかったと思います。しかし,現在の体育史・スポーツ史の研究者が田尾栄一の収集した資料(秩父宮スポーツ図書館や野球博物館などの資料)を用いていることや,彼の資料収集の仕方を学んだということは,充分評価出来,これからの体育史・スポーツ史の研究では,考えて行かなければならないことであると思っています。

お問い合わせ

メール
y-oikawa[at]twcpe.ac.jp
電話
042-505-7254(及川佑介研究室直通)

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