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お知らせ・更新情報

2023-04-06
「業績」コーナーに令和4年度の業績を追加しました。
2021-06-03
発表します
  • Oikawa, Y. (2021, Sep.). Research regarding trends in the Japan Basketball Association during: Focusing on articles by Sang-Beck Lee in the bulletin "Basketball" (1931-1942). 26th European College of Sport Science (ECSS) Anniversary Congress.
2021-01-31
cover:執筆しました『観光・娯楽・スポーツ』
  • シリーズ:郷土史大系――地域の視点からみるテーマ別日本史
  • 竹内誠,白坂蕃,新井博(編),朝倉書店より2021年1月刊行
  • 定価:16,000円+税,ISBN978-4-254-53578-5
  • 及川佑介執筆担当「バスケットボール」「水上スキー」「ゴルフ」「サーフィン」「ボート」「ヨット」
2019-04-15
cover:執筆しました『健康スポーツ50講』
  • 中央大学保健体育研究所(編),中央大学出版部より2019年3月刊行
  • 定価:3,000円+税,ISBN978-4-8057-6191-5
  • 及川佑介執筆担当「第1章.スポーツ・身体活動の意味と意義――第2節.スポーツの始まり」
2019-04-06
cover:編集・執筆しました『身体文化論を繋ぐ――女子・体育・歴史研究へのかけ橋として』
  • 監修: 掛水通子
  • 編著: 山田理恵,及川佑介,藤坂由美子
  • 叢文社より,2019年3月刊
  • 及川佑介「李想白に関する一考察――昭和初期におけるバスケットボールの歴史」「あとがき」

掛水通子先生の東京女子体育大学定年退職を記念し「体育界の大長老から若手に至る研究者,総勢23名が体育史について論ずる」。
2019-04-02
cover:執筆しました『新版:スポーツの歴史と文化』
  • 新井博(編著),道和書院より,2019年4月刊
  • 9章「現代スポーツの課題―5.アダプテッド・スポーツとパラリンピック」及川佑介
2019-01-20
cover:執筆しました『バスケットボール競技史研究概論』
  • 監修:谷釜了正(日本体育大学名誉教授)
  • 執筆者:小谷究(流通経済大学),及川佑介(東京女子体育大学),谷釜尋徳(東洋大学)
  • 流通経済大学出版会より,2018年12月刊。定価:1,300円+税 ISBN 978-4-947553-78-2
  • 概要:これまで,体育・スポーツ史の学問論や研究方法論は,当該分野の泰斗によって蓄積されてきた。こうした研究成果の「体育」ないし「スポーツ」という文言を「バスケットボール競技」に置き換えれば,ある程度の示唆を得ることが可能になる。しかしながら,さらに立ち入ってバスケットボール競技史に固有の学問性を特定し,その方法論まで視野に収めて展望したものは存在しない。
    こうした背景のもと,日本を対象としたバスケットボール競技史研究の方法論を解説するために編まれたのが本書である。ここで提示する「ハウツー」は絶対的なものではないが,本書を踏み台にして,より効果的な研究法を確立すべく議論が活発化する日を待ちたい。[Amazon.co.jpで購入
2018-02-13
発表します
  • 及川佑介(2018年3月11日).「日本バスケットボール史における李想白の功績について――史料別にみる評価」東京体育学会第9回学会大会(武蔵野調理師専門学校).
2017-09-26
執筆しました
  • 及川佑介(2017).大正期から昭和初期におけるバスケットボールの体育館及びコート・床について『ひすぽ(スポーツ史学会会報)』97,4-5.
2017-08-04
執筆しました
  • photos: 及川佑介(2017).解説『籠球〈復刻版〉第10巻』(pp. 1-17)デポルターレ.
  • 概要:昭和6年から昭和17年まで刊行された『籠球』の解説を行った。大日本バスケットボール協会が昭和5年に設立され,機関誌『籠球』の創刊に至るまでの経緯とその後を,李想白の視点を取り入れながら,機関誌『籠球』の歴史的位置付けを考えた。
2017-07-15
2017年7月4~7日,東北アジア体育・スポーツ史学会第12回大会(中国:杭州)で発表しました。
  • 大日本バスケットボール協会の機関誌『籠球』(1931年~1942年)に関する一考察[発表要旨
2017-04-11
科研費(平成29~30年度)若手研究(B)に「李想白によるバスケットボールの技術・戦術に関する史的研究」(研究代表者:及川佑介)が採択されました(課題番号:17K13150)。
  • 研究概要:
    昭和初期に日本のバスケットボール界は組織化と競技化が進んだことで,競技力が急速に向上し,技術・戦術の変化がみられた。その組織化と競技化の中心に位置していたのが李想白であった。彼は戦後に大韓民国で最初のIOC委員を務めた人物である。李想白は,日本バスケットボールの競技力向上のため,「書籍・機関誌での執筆」,「技術・戦術の導入」,「チームの指導」,「ルール・審判の整備」などから働きかけている。そこで日本バスケットボールの技術・戦術の変化を李想白の視点からアプローチすることで彼の技術的関与を明らかにする。
2017-02-01
執筆しました
  • 及川佑介(2016).我が国バスケットボールの戦術のシステム化に関する史的研究――李想白『指導籠球の理論と実際』(昭和5年)を基軸として『運動とスポーツの科学(日本運動・スポーツ科学学会)』22(1),27-35.[概要
さらに過去の情報 >

研究紹介

これまで,私は昭和初期の球技史を中心に研究を進め,主に,バスケットボール史を行ってきました。私の研究のスタイルとしては,人物史を基盤にして技術や戦術の問題,組織の問題などを検討し,その研究方法の根底には,小さな歴史から大きな歴史をみることを心掛けています。

例えば,昭和初期のバスケットボール史で人物史を軸として見て行こうとした時に,代表的な人物一人を挙げるならば,誰もが「李想白」を選ぶと思います(参考ページ:李想白について)。しかし,李想白の立場・役職のためか,当初,彼の記述の多くは,本心が隠れているように思えました。だから,私は『松本幸雄と「籠球研究」(昭和9~11年)』(2011,叢文社)及び博士学位論文では,「松本幸雄」という関西の一個人に注目することから,昭和初期のバスケットボール,そして,競技力の向上過程を検討してきました。現在では,これまでの研究を基盤にして李想白を中心としてバスケットボール史を調べています。

また,最近は田尾栄一という体育・スポーツに関する書籍等の資料収集家を調査しています(李想白の研究と関連しています)。体育史・スポーツ史の研究史上,体育・スポーツの資料収集家が学術的に評価されるということはほとんどなかったと思います。しかし,現在の体育史・スポーツ史の研究者が田尾栄一の収集した資料(秩父宮スポーツ図書館や野球博物館などの資料)を用いていることや,彼の資料収集の仕方を学んだということは,充分評価出来,これからの体育史・スポーツ史の研究では,考えて行かなければならないことであると思っています。

お問い合わせ

メール
y-oikawa[at]twcpe.ac.jp
電話
042-505-7254(及川佑介研究室直通)

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